お呼ばれのときの美しいしぐさ

目次

訪問するときの時間は?

およばれのときには、お相手は用意で忙しいので、

定刻ぴったりに伺うのがよいです。5分以上遅れる時には

一報入れます。

 

玄関での美しいしぐさ

コートやマフラー、手袋などは 玄関の前ではずしてから、チャイムを押します。

靴を脱いで上がるときには、後ろ向きに上がるのはNGで、上がってから

おしりを向けないように、身体をひねり、ひざをついて靴の向きを変え、

玄関のはしにそろえて置きます

バッグ、コートなどは右側に置いておきます。コートは、

ご挨拶のときには、軽くたたんで二つ折りにし、左手にかけるが

靴を脱いで上がるときには、うち表にして、三つ折り程度にたたみ、

上りかまちに置きます。

 

雨の日には、傘はどちらに置けばよろしいでしょうかと聞いてから

指示された場所に置きます。

傘

 

手みやげの渡し方

和室などでの正式なお渡しの仕方

訪問の手みやげにお菓子などを持っていくには、正式には

紙袋でなく、しゃれた風呂敷に包み、ご挨拶のあと、

お渡しします。このとき、

1.品物は自分の斜め前の入り口側に置き、そこでほどきます。

2.品物をいったん、風呂敷の外側に置き、風呂敷を手早くたたみます。

3.品物は右手で上を左手で下を持ち、時計回りに回してお相手のほうに

  向けお渡しします。

おみやげ

 

洋室での贈答の渡し方

洋室に通されたとき、ご挨拶のときには、荷物は左側に置く

着席の前に、相手の正面が来るように品物を紙袋から出し、

胸の高さに両手で持ってお渡しします。

リボンのついているものは、お渡しの前につぶれていたら

ふっくらと直しておきましょう。

 

お相手がお待ちくださいと退席した後、渡す場合

椅子にかけて、静かに待ちますが、このとき、携帯をいじったりは

しないように。先方が戻られたときは、すぐに立ってご挨拶します

それから、手みやげをお渡します。

 

和室でのしきたり

敷居、畳のへり、座布団は踏まない

敷居を踏むのはその家の主の頭を踏むのと同じと言われてきました。

 

座布団の使い方

座布団は、奨められるまでは、横に座っています。

座布団に座るときは、両手を握りこぶしにして座布団の上につき

膝を使ってにじり寄るように 座布団におしりと脚を乗せます。

1襖

 

座布団から降りるとき

挨拶をするときには、必ず座布団から降ります。両手を軽く握り

降りる方の手を前方、もう一方は脇に置きます。両手でささえて、

膝を浮かせて移動させ、滑るように降ります。それからおしりを

浮かせて、座布団から体全体をおろします。

 

座布団はずらさない

奨められた座布団は、移したりしません。

 

和室での歩き方

和室では、道路を歩くときのように一直線を歩こうとせず、

左右の足を平行に進むときれいな立ち居振る舞いができます。

着物を着て、洋服のときのように膝をすり合わせて歩くと変ですね。

 

お化粧室でのマナー

トイレットペーパーは三角に折らないでよいです。

洗面台は使った後、ティッシュでふき取ります。

蛇口も拭きます。もしも、ごみ箱がなければ、ごみは持ち帰ります。

この、お邪魔したおうちや お借りした部屋でごみが出る場合、

自分で持ち帰るのがエレガントです。

紙のごみであっても 相手に捨てさせるという労を増やすわけですから

自分の出したごみは 持ち帰るのです。

 

お暇は早めで

お招きした側は どんなに盛り上がっても 朝からお掃除やお食事のおしたくで
忙しく準備をされていたはずなので、少し早めくらいで、お礼を述べ、
失礼するのがスマートです。

 

夜など、誰かが言い出さないか待っているとどんどん遅くなるので、
トイレに立った後、そろそろ電車の時間があるので、この辺で・・と
言い出してタイミングを作るのも 方法です。

 

「とても楽しい時間をすごさせていただき、ありがとうございました。」

の気持ちがしっかり伝わるように 笑顔でご挨拶します。

 

玄関の外までお送りいただいたら、見えなくなる前に振り返り、

お辞儀ができると笑顔でさよならできると 気持ちが伝わります。

 

 

 

 

 

 

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