「結婚できるか不安…」そう思ってしまう理由を考えてみる
40代を迎えた女性は、「結婚できるか不安」だと1度は考えたことがあるようです。
さらには結婚できるか不安で仕方ない、不安で不安でたまらないという人もいます。
では、どうしてそこまで結婚できるか不安になってしまうのか?
まずはその理由を考えてみましょう。
出会いがない
仕事の環境などから、まったく異性との出会いがないまま40代を迎えてしまった。
これからも出会いには期待できないので、結婚できるか不安だ。という人はとても多いです。
大学生の頃から長く付き合っていた恋人と別れてしまい、そこからずっと出会いがないまま1人で過ごしてしまったという人もいます。
確かに、出会いがなければ結婚はできないので、不安になってしまう気持ちはわかります。
しかし近年では婚活サービスが非常に充実していますので、出会いは自分で生むことができる時代です。
人によっては婚活に抵抗を持っている人もいると思いますが、今は本当にたくさんの人が婚活に励んでいますので、決して恥ずかしいことではありません。
出会いがないからと不安に苛まれているのはもったいないと思います。
自分に自信がない
自分に魅力がないので、異性から愛されることが想像できない。
自分に自信がないので婚活することができない…だから結婚できるか不安だと考えてしまう人がいます。
最近は「自己肯定感」が非常に大切だといわれていますが、その反面自分に自信がもてない人は多いのかもしれませんね。
自分に自信がもてない人には、自分がまだできることをやっていないから自信が持てないという人と、頑張っても頑張っても自信が持てない人の2通りがあります。
努力していないという自覚がある人は、もちろん努力をするように気持ちを切り替えることが必要です。
頑張っても頑張っても自信が持てない人は、まずは自分の心としっかり向き合い、自分を褒めてあげる、認めてあげることから始めましょう。
1人で十分満たされている
最近多いのが、いわゆる「おひとり様」に慣れてしまった、1人の生活が充実しているので、誰かと一緒にいる必要がないと思ってしまう人。
1人で食事はもちろん映画も1人で行ける、それこそ旅行も1人で行って好きに観光するのが楽しい…という人は、誰かと人生を共にする必要がないと思ってしまうようです。
40代になると経済的にも自立して、誰かに食べさせてもらわないと生きられないという人も少ないからか、結婚に意味を感じなくなってしまう様子。
だから、このまま婚活をしないで一生1人かもしれない…と不安になってしまいます。
もちろんおひとり様も楽しいものですが、誰かとともに人生を生きることも、とても素晴らしいことです。
しかし、病気になったときにそばにいてくれる人がいればとても心強いもの。
また老後を共にしてくれる存在もとても重要です。
今はおひとり様で充実しているかもしれませんが、長い将来を考えたときに、経済的な面以外で結婚におけるメリットはいろいろあります。
結婚することのメリットを、もっと身近に、現実的に考えてみるとよいかもしれません。
家庭に縛られたくない
何かに縛られたくない、いつも自由に生きていたいという人は、「自分は結婚に向いていない」と思い込んでしまい、結婚できないか不安になってしまうことがあるようです。
他人と一緒に生活できない、というのはおひとり様に満足している人も同様ですが、家庭をもつメリットや幸せを身近に考えられないと、家庭をもつことを「煩わしい」と思ってしまうのかもしれませんね。
家庭はあなたを縛るものではありません。
あなたがのびのびと生きられる家庭を、あなたが作ればいいだけのことなのです。
1人で十分楽しい人は「他人と過ごす楽しさ」を味わおう
おひとり様に満足してしまっている人は、結婚したいと思っていても、なかなか婚活をしようという気持ちになれません。
では、誰かと一緒に生きる楽しさや幸せを体感して、「おひとり様よりもおふたり様がいいな」と思える気持ちに切り替えましょう。
ずっと1人ではつまらないはず
今1人で暮らし、仕事をして自活している人は、おひとり様で満足しているかもしれません。
けれど、四六時中ずっと1人だというわけではありませんよね。
職場では仕事仲間とコミュニケーションを取りますし、時には飲み会やレジャーに参加することもあるでしょう。
また友人と映画や食事に出かけることだって、たまにはあるのではないでしょうか?
まったくの1人で生きているわけではないように、家庭を持ったからといって四六時中誰かと一緒にいなければならないというわけではありません。
家庭を持っても子どもがいない場合は、日中は仕事に出て自分の時間を過ごすことができます。
仕事をやめて専業主婦になった場合も、夫は日中仕事に出ているので、自分の時間を過ごすことができますよね。
子どもが生まれると話は変わってきますが、もしかしたらそれはそれでとても充実した靭性を送れるかもしれません。
家庭をもつことを「おひとり様を奪われる」と思ってしまうのではなく、もっと前向きに考えてみると、結婚に対しての精神的なハードルは低くなると思います。
そして、結婚に対して前向きになれれば、「結婚できるか不安」だという思いからも、おのずと開放されるはずです。
友人と過ごす楽しい時間を増やしてみる
友人と会うこともごくたまにで、本当におひとり様が好きだという人は、人と一緒に過ごす時間を増やしてみましょう。
本当に他人とのコミュニケーションが嫌いということなら、結婚したいとも思わないはずなので、結婚できるか不安という気持ちにはならないはずです。
他人と過ごす楽しさを体感できれば、誰かと生きる人生を前向きに考えられるようになるかもしれません。
幸せな結婚をしている人から話を聞く
おひとり様に慣れすぎて、結婚できるか不安だという人に効果的なのが、「幸せな結婚をしている人の雰囲気を間近で味わう」ことです。
例えば、友人知人の結婚式に参列した際に、幸せそうな新郎新婦を見て「いいな、自分も結婚したいな」と思ったことがある人もいると思います。
同じように、幸せな家庭を築いている人からその雰囲気を体感することで、より結婚に対して前向きな気持を養うのです。
もともと結婚したいという気持ちがあるけれど、自分がおひとり様に慣れすぎているがために結婚できるか不安だと感じてしまうのであれば、結婚が楽しい、パートナーと人生を添い遂げる幸せを身近な人から感じることで、きっと前向きな気持ちになれるはずです。
自分に自信を持てるようコンプレックスを潰していく
自分に自信が持てないために、「結婚したいと思ってもらえないかもしれない」という気持ちから結婚できるか不安になってしまうのであれば、自信が持てない部分をひとつひとつ潰していくことが有効です。
そのために、まずはなぜ自分に自信が持てないのかを考えてみてください。
自分のメンタルを整える
自分に自信が持てない人は、メンタルが不安定になってしまっている可能性があります。
なぜ不安定になってしまっているのか、自分ではわからないことが多く、そのために不安定になっていることに気づいていないことも。
疲れや、人間関係のトラブル、仕事のミスなど、自分の性格からくるものなど、不安定になってしまう理由はいろいろとありますが、まずはその不安定になったメンタルを安定させましょう。
有効な方法はいくつかあります。
ゆっくり湯船に浸かってリラックスしたり、体を動かしてリフレッシュすること。
適度に体を動かして汗をかくこと。
睡眠不足の自覚がある人は、できるだけ時間を作ってぐっすり眠り、睡眠不足を解消します。
気持ちが明るくなる映画を観たり、音楽を聞いたり、楽しいと思える時間を作ることも、メンタルの安定に効果的です。
また、不規則な生活をしていると自律神経が乱れ、心身が不安定になりやすいので、生活の見み直しも必須。
栄養バランスの取れた食事を腹8分目に摂り、体を冷やさないように意識しましょう。
できることから継続していくと、少しずつ心身が安定してきます。
見た目のコンプレックスを払拭する
見た目に自信がないから、結婚できるか不安だと考えてしまう人もいるようです。
であれば、見た目の自信がない部分を改善し、コンプレックスの払拭に努めてみてはいかがでしょう。
目が小さいことに悩んでいる人は、プチ整形で二重にするというのもアリですが、メイクでかなり理想の目を作ることも十分可能です。
肌荒れがコンプレックスであれば、合ったスキンケアで肌の状態をよくする。
皮膚科に相談して治療をするのもよいと思います。
体型が気になるのであれば、ダイエットしたり、トレーニングをして理想のプロポーションに近づけることもコンプレックスの払拭に有効です。
スタイルに自信が持てるようになると、ファッションが楽しくなってより自分に自信を持てるようになります。
見た目のコンプレックスを解消することは、難しそうに見えてもっとも現実的な自己改善方法です。
自分が輝ける場所に身を置く
内面的な自信を持ちたいのであれば、自分が輝ける場所を見つけることも、とても有効です。
今自信を持って取り組むことができない仕事をしているのであれば、思い切って自分に合った職業に転職するのもひとつの方法。
簡単に転職できないということであれば、特技を見つけてその特技を活かせる習い事をするのもよいと思います。
ダンスが得意ならダンススクールに通ったり、手先が器用であれば料理や手芸教室に通うのもいいですね。
その習い事をしている間は、自分がいきいきとした時間を過ごせる…そういう時間を持つことは、自分への自信に大きく関係します。
輝ける場所でなくても、自分が好きなことを見つけて、それに没頭できる時間を作ってもよいでしょう。
自分が自分らしく、充実した時間を過ごせる場所を見つけてみてください。
負の連鎖を生むものから離れる
仕事も頑張っている、外見を磨く努力もしているけれど、自分に自信が持てない人は、自信が持てない気持ちになってしまう場所や物事を排除してしまいましょう。
例えば、自分のことをマイナスに見たり、ネガティブな考え方ばかりの友人とは距離をおいてしまいます。
縁を切るとまではいかなくても、自信を持てるようになるまでコミュニケーションを控えてみてください。
映画や読書なども、自分のメンタルを落ち込ませてしまう作品は避ける。
発する言葉も、できるだけ前向きなことだけになるよう意識するなど、負の連鎖を生むものから離れることで、気持ちが前向きになり、自分に自信が持てるようになるかもしれません。
よい意味で「自分軸」で生きる
自分と他人を比べてしまうと、どうしても自分のほうが劣っているように感じてしまうものです。
本当はそんなことはないのに、なぜか相手のほうが優れているように見えてしまうんですね。
なので、できるだけ他人と自分を比べないように心がけることは、自分に自信をもつためにとても大切なことだと思います。
自分を成長させるなら、「昨日の自分より今日の自分のほうが成長している」ことを目指すのがベストです。
自分の中で目標を立てて、日々それをコツコツとクリアしていく。
続けることで、1年後には見違えるようなあなたになっているはずです。
あとは、自分を低く見すぎないこと。
ただ出会いがないだけなのに、「自分に魅力がないから男性から気にかけてもらえないんだ」などという考え方を持たないようにします。
もし、男性からなにか傷つく態度を取られてしまっても、「自分が好きな相手ではないのだから関係ない」くらいの気持ちで忘れてしまいましょう。
不安の原因潰して結婚できるか不安な気持ちを軽減しよう
結婚できるか不安になってしまう理由は、その人によってさまざまだと思います。
けれど、いずれにせよその不安になってしまう理由をつぶしていけば、不安から開放されることはできるはずです。
もちろん、そう簡単には払拭できないかもしれません。
しかし小さな努力を重ねることで、少しずつ心身が強くなり、不安を感じる必要がなくなっていきます。
これは結婚に限ったことではなく、自分の人生をより豊かにすることにも有効ですので、ぜひ自分を見つめ直し、不安の解消に努めてみてくださいね。