40代からの大人婚、おひとり様とのコスパ比較

毎日を一生懸命生きて来て、40代を迎えた頃には仕事も順調、十分な収入を得られるキャリアを積んで、「結婚の必要性がわからない…」と考える女性は少なくない様子。

もちろん結婚することで得られる幸せは収入面だけではありませんが、実際問題結婚することで収支的に損をするのであれば、する意味がわからないと思う人は多いでしょう。

一定の収入を得ている女性が生涯おひとり様を貫くことと、結婚をして夫と家計を折半することは、結婚する相手によってコスパが変わってきます。

しかし、生涯おひとり様を貫くことにも、それなりの費用がかかることを覚えておたほうがよいかもしれません。

目次

「生涯おひとり様」のデメリット

人生100年時代といわれる昨今、おひとり様を貫く場合は自分の老後について自分で用意をしておく必要があります。

お金があったとしても、認知症を患うなど自分自身で財産の管理をすることが難しくなったときに備えて、信頼できる人や企業に財産管理依頼する場合、それなりの費用がかかるでしょう。

その費用と気持ちの問題を考えたら、信頼できる配偶者に任せるほうが心身ともに安心ではないでしょうか。

ちなみに、財産管理を依頼する際には、弁理士や税理士、司法書士などに頼んで財産管理をしてくれる人と「任意後家契約」を結ぶ必要があります。「公正証書遺言」を作成して、遺言の執行者になっていただき、その人に「死後事務」を委任するという形です。

また、将来あなたを介護する人が必要になった場合、身内の誰かにお願いすることができるでしょうか。お金を支払う、財産を残すことを条件にしたとしても、自分の親でもない相手の介護を引き受けてもらうことは難しいかもしれません。

では老人ホームに…となった場合には、相当の費用がかかってきます。もちろんお金で解決できないことはないのですが、結婚して配偶者と支え合いながら生きていくことと、すべて1人で老後をお金で解決することと、どちらのコスパがよいかというと、お金だけでは割り切れないものがあるのではないでしょうか。

結婚するのと生涯おひとり様…どっちがお得?

子どもを産んだ場合は別として、結婚後配偶者と世帯をもった場合の生活水準と、生涯おひとり様を貫く場合の生活水準は、上がることはあっても下がることはないといわれています。

例えば、今より広い間取りの部屋を借りたとしても1人あたりが負担する家賃は少なくなります。

2人暮らして光熱費が上がったとしても、家賃を考えるとトータルではお得です。

同棲生活でもいわれていることですが、共同で暮らすほうがランニングコストは低くなります。

さらに、あなたが更年期障害で体調不良となり仕事ができなくなってしまった…というときは、配偶者が生活を支えてくれます。

もちろん配偶者が倒れたときは、あなたが生活を支える…というように、お互いのピンチをサポートし合いながら生活できるのは、とても大きな安心感がありますよね。

対して生涯おひとり様を貫く場合、急に体を壊して働けなくなった場合も、自分で自分の面倒をみなければなりません。もちろん老後も、自分の貯蓄と国からの年金などで生活をしていくことになります。

老後に必要な貯金はいくら?

総務省が行った家計調査では、単身世帯が必要な年間の生活費は、約200万円と発表されました。老後を25年間と仮定し、今後受け取ることができると思われる年金を加味して、老後に必要な貯金は3,000万円だといわれています。

今確固としたキャリアを積み上げ、一定の収入を得ている女性なら、老後までに3,000万円の蓄えをつくることは不可能ではないかもしれません。

しかし、これから定年まで必ずしも健康で仕事にまい進できるとは限りませんし、どんなピンチが訪れるかはわからないのです。

生涯おひとり様を貫くのであれば、健康に十分気をつけながら老後の蓄えを少しでも多くつくる必要があります。

また、お金の問題だけではない老後の不安もあります。40代、50代とまだ元気なうちは、友人も多く寂しい思いをすることも少ないでしょう。しかし60代、70代と歳を重ねるうちに、友人も少なくなっていくケースも少なくありません。

せっかく元気に老後を過ごせていても、いつも孤独では老いも早くなってしまいます。

損得を考えた上でも婚活をすることが望ましい

「結婚はお金じゃない」という考え方をもつ人もいますが、自分だけでなく将来の配偶者も、今後の生活のことを考えて結婚したいと思う人は少なくありません。

その証拠に、結婚をした後家庭に入ってほしいと考える男性は少なく、共働き家庭を希望する人が増えています。

老後のことだけを考えて婚活することは間違っていると思われるかもしれませんが、決してそんなことはないのです。

むしろ、将来を考えるからこそ婚活をしたいと思うことは正解だといえます。

「おひとり様よりも共同生活のほうがコスパはよい」というお話をさせていただきましたが、具体的にまだイメージがつかないという人もいるかもしれません。

そんなときは、婚活のプロに相談してみるのもひとつの方法です。

婚活のプロは、ただお相手をマッチングするだけでなく、結婚に対するメリットやデメリットについても熟知していますので、結婚に対する不安や疑問を解決に導いてくれます。

金銭面においてはもちろんですが、将来的に生涯おひとり様と結婚することではどのように人生が変わってくるのか、手厚くアドバイスしてくれる頼れる存在です。

その上であなたが結婚したいと思ったら、全身全霊でサポートしてくれます。

1人で生きていけると思っている人も、ぜひ結婚することのメリットを理解し、婚活にチャレンジすることをおすすめします。ただのお見合いではなく、あなたが本当に信頼して生涯をともにできるお相手を見つけてくれますよ。

結婚後の生活に対することも、婚活サポーターが親身に相談に乗ってくれます。

本気で婚活をサポートしてくれるプロへの問い合わせは「こちら」からどうぞ。

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