名家のお嬢様の婚活が高学歴キャリア女性の婚活以上に厳しい現実

バブル時代は名家のお嬢様、社長令嬢と言えば、お嫁の行き先は選び放題でした。官僚や医師などエリートたちはこぞって、大家の娘と結婚しました。彼らにとってもそれは信用になりますし、名家の娘にとっても、頼もしい遺伝子が入ってくれ、願ったりかなったりです。ところが、名家のお嬢様たちは男女平等に働く社会の中で、かえってお見合いも組めず、名家の出でさらに高学歴女性となると、なかなかお相手を探すことができません。親御さんが眠れないと悩む、名家の子女の婚活難の実態と打開策について、まとめました。

目次

高収入男性が、共働きを求めだした

平成28年あたりから、婚活の世界ではお嬢様育ちがブランドどころか、困難ななレッテルとすら捉えられるようになりました。そして令和の今、お嬢様は高収入男性の結婚相手候補1位の座を共働きキャリアOLに取って代わられた感があります。

その原因は、お嬢様だと、子ども時代の高い生活水準を下げないことを要求されるのでは?と懸念されることなようです。
お嬢様自体は、時代の変化に順応できたとしても、お父様お母様は、娘を共働きさせる婿を情けないと思わないか、など「名を捨てて実を取る」傾向が固定化されてきました。

長生き人生が、さらに「妻はふつうの人がいい」に拍車をかける

確かに定年後15年、20年で他界していた昭和のサラリーマン人生と違い、これからは30年以上の夫婦の老後生活を賄わなければいけません。加えて、下から私立で育ったお嬢様と結婚すると、子どももそのような教育を受けさせたいとなり、年間一人当たり100万の学校の教育費を幼稚園からずっと払い続けることは、自分の収入だけではとても無理となるのでしょう。

名門女子大卒が厳しい

名門女子大の卒業生が、それを理由にお見合いで断られることすら起きてきました。名門女子大卒の方が、共学の大学卒の女性に比べて、働く意欲よりも、男性への経済依存が強そうというイメージを持たれてしまう可能性があるということのようです。
女子大卒の筆者としては、そう思われることは理解はできるが、個人個人によって働く意欲や男性への経済依存レベルは、変わるのではないかとの意識を持っています。皆様はどうお考えになられるでしょうか。

東大・医学部を始めとする高学歴キャリア女性の婚活の実態

一方でひと昔前、極めて難しいと言われてきた超難関大卒、院卒の女性の婚活は今、どうなっているのでしょうか?昭和の時代では、「娘を東大に入れたら、嫁の貰い手がなくなるよ」と世のお父さんたちは苦笑した「東大女子」です。


筆者の相談所の会員様や、家族の友人などを見ている限り、東大卒・医学部卒女性は、実際には裕福なおうちのお嬢さまであることが多いにも関わらず、卒業すぐから2年くらいに半分以上が結婚しているようです。つまり、それ以外の大学卒の働く女性の20代既婚率よりも高いくらいです。その理由はなになのでしょうか?

高学歴女性は結婚難の自覚が学生の時からある

お相手となる男性は、大学時代からのおつき合いの人であることが多く、高学歴女性は、社会人になってからの婚活が難しいことを早くから意識しており、なんとしても在学中に相手は決めるという自覚があるようです。

医学部では、大学側も女医の早期結婚、場合によっては学生結婚も進めており、東大医学部の女性に向けた受験ガイダンスのセミナーに参加したとき、教授が「優秀な遺伝子を早く子どもを産んで後世に残しなさい」と早婚を奨めていたことを、鮮やかに記憶しております。

結婚・出産を組み込んだうえでのキャリアプラン

一生働くことが前提である、医学部卒女性の場合、どのみち、年齢が上がれば上がるほど、責任も重く忙しくもなる、そうであれば、研修医時代に先に出産を済ませる方法もありなのではないか?という柔軟な考え方をキャリアプランに組み込んでいる点が、大変興味深いです。

一般大学出身者のキャリア女性と超高学歴女性のライフプランを比べたとき、超高学歴な女性は、結婚をするしないを考えるのでなく、当然キャリアを磨くし、当然出産あり、と考え、卒業時から婚活に対する高い意識を持って動いているのです。たとえ、高学歴のバリキャリであっても、かつ名家のお嬢様であっても、彼女たちが早婚なのは、婚活に対する意識の高さゆえと言えるでしょう。

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まとめ 共働き前提社会の女性の働き方と結婚時期

いかがでしたでしょうか?

恵まれた環境で育った女性は、昔は間違いなくいいご結婚をし、幸せに恵まれた家庭生活を送る主婦となれました。しかし、世の中の男性が自分だけの稼ぎだけでは、子どもの教育費が厳しいとなった今、良家の子女ほど、結婚は20代で済ます覚悟で考え、早めにお見合いも始めることが後のためです。

立派な属性の男性であれば、子どもを2人以上持ちたかったするものなので、水を差したら嫌われると思わず、社会に出たら、同時併行で婚活は進めるものだと、話してあげる存在が周りに必要です。

良家の子女のご結婚は昔と打って変わって厳しいです。また高学歴女性にふさわしい結婚も、一般の婚活サービスではなかなか、これと思う方と出会いづらい現状があります。
誰でもいいと言えないがゆえ、また高学歴ゆえ婚活がやりづらいとお悩みの方は、よろしければ、一度こちらにご相談ください。
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