結婚したいと考える女性たちのなかで、まず思い浮かぶのは「どんな相手と結婚するのか」ということです。
どんなパートナーだといいのだろう?
しかし「婚活=誰と?」だけで活動し続けると、なかなか結果が出なくて焦ったり嫌気がさしたりしてしまいます。
良い相手との結婚を決めるために一番必要なことは、結婚後のことをどれだけ具体的に描けるか、結婚後どんな風に家庭をハンドルしていけるのかを男性に理解させる力なのです。
ここでは、このようなことをハウスマネジメント、家族とお金と時間をマネージすると考えます。
結婚後にご自身がファミリーのためにできることを描きながら、同時にお相手探しをするのが結婚への早道です。
夫と子供たちを輝かせ、家族をしあわせにして、自ら輝く女性の生き方
女性の結婚が単なるパートナー探しととらえると とても心細いことになります。
1.パートナーの愛情が途絶えるのではないか?
2.良いのは今だけ、結婚したら辛いことがあるのではないか?
3.リスクと倦怠、その先にパートナーシップの消失があるのではないか?
4.女性として見られなくなるのでは?主婦になると女性として輝けなくなるのでは?
これらのことは、ほぼ恋愛が長続きしないことと似た発想で、夫婦という単位をとらえていることから生まれる心配です。
建設的にご自身の長い人生を末広がりにしあわせなものに創り上げるには、どうとらえたらいいのでしょうか?
結婚=自分のファミリーという建物を建てること
結婚がパートナーと考えると 常に一対一の関係で移ろいで行くように思えます。それは一つのラインです。
しかし、40年50年と紡いでいく時間のなかで、私たちはパートナーというラインを続けていくのでなく、ファミリーという建造物を上に横に広げていくのです。
建物ですからより頑丈に、より機能的でより美しく魅力的な空間を作ろうとします。
そのクリエイティブな作業が結婚で、その建物はあなたが自由に思ったようにデザインしていくものなのです。
建物を建てる、しかも二人の時間と資金を使って建築する。
それは一人で生きていく一本の線 パートナーシップという一つのライン上だけで生きる人生と比べて、どんなに創造的で可能性の拡がることでしょうか。
独身時代の積み上げが「平面、2次元」のものであるならば、結婚で創り上げられる世界は「立体、3次元」のものと言えます。
お金を管理する ファミリーの資産を育てる楽しみ
結婚するとダブルインカムになることから、管理運用できるお金も倍になります。
また親の相続により資産を受け継ぐこともあり、次世代に向けて未来に向けてどんな風に幸せを膨らませていこうかと、二人で考えることが始まります。
学校では習わないお金に関するリテラシーを学ぶ機会も出てくるでしょうし、不動産購入に際して不動産を勉強することにもなるでしょう。
子どもの教育費や老後資金をためるだけでなく、運用して育てる楽しみも味わいます。
管理できる資産が大きくなることは、個人ができることも責任も増えるということです。
結婚には責任が生じますが 明らかに自由に任されることの範囲も増えるのです。
このような理由から、結婚とは自由になること同時に個人の限度からの解放にもつながるのです。
家族をマネジメントができる女性が選ばれる
「男は狩に出て、女が家を守る」という習慣があったように、男性は外に出て仕事をして家族を守るという本能的があります。現代では少しずつ考えが変わってきていますが、男女の本質はそこにあると言われているのです。
女性は守り、育て、癒しを提供することが役割であり、家族を全体的にマネジメントする必要があります。
男性は言葉では言いませんが、実は女性に家を守ってほしいと思う人がほとんどでしょう。それは年齢がいくつになっても変わりません。キャリアを積んできた女性なら、部下をマネジメントすることとは違うやり方で家族を支えていかなければなりませんよ。
家族の時間を管理すること
結婚をすると自分の時間だけでなく、家族一人一人の時間をマネジメントすることになります。
特にお子さんの受験期などは細かな計画を立て、それがちゃんと回っているか、そして成果を出しているか、ママが合格まで文字通りマネージャーとして活躍するのが現状です。
自分の人生の時間はもちろんのこと、夫・子ども・親…さまざまな人たちの人生の時間も預かるのが、妻の役割であると言えます。
まとめ
家族一人一人が大満足の人生を生きれるように、あらゆる自分の感覚や力を発揮して、しあわせを大きくしていく……。
結婚とはご自身が関わることにより、家族が最大限に活躍するのを見て楽しむことであり、喜ぶことであり、ファミリーを好きにデザインしていい点でこの上なく自由な長期プロジェクトです。
やりがいのある、一大事業です。
さらに現代では、女性が結婚で仕事を断念する必要がなくなったことにより、結婚とは副業OKな事業であるとも言えます。
もしも、あなたが両親や友人などほかの人達の結婚を見て、結婚に不安を感じたとしましょう。
しかし、私は「結婚は解放なのだ」と「結婚こそ自分らしく生きるためのマストな手立てである」と言い切りたいのです。
1本足よりも2本の脚が便利であるように、人間という強くも弱い生き物が穏やかな人生を味わう手段として、結婚のしくみを活用しない手はありません。
やりたいことのある人はぜひ、結婚はおすすめだと常に考えています。
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