婚活中に「婚活疲れ」を感じる方は多くいます。その原因はいくつかあるといわれていますが、成婚のお手伝いをしているカウンセラーから見ると、婚活疲れを感じている方には共通して直すべき「伸びしろ」があるのです。
というのも、婚活にはハマりやすい落とし穴があり、それにハマった人が婚活疲れに陥ってしまうのです。落とし穴を理解し、そこから抜け出せるようにちょっとした工夫をすることで、これまで感じていた疲れが軽くなり、成婚へと近づけるでしょう。
本記事で紹介する方法を試さずに婚活を諦めてしまうのはもったいないこと。ぜひ参考にして取り入れてみてください。
婚活疲れになりやすい3つの落とし穴
まずは、婚活疲れになりやすい3つの落とし穴を紹介します。当てはまる方は、ぜひその後にお伝えする対処方法に取り掛かってみてください。
1.お見合いの申し込み件数が月20件に満たない
そもそも、お見合いの申し込み件数が月20件に満たない場合、婚活のスピードが遅いといえます。希望する相手と出会えている方は、婚活にスピード感があり、月初にまとめてお見合いの申し込みを上限数まで入れているのです。
婚活疲れを感じやすい方は、申し込み数がそもそも少ないがゆえに希望の相手と出会えず、気分が落ち込んで余計に婚活へのモチベーションが低下してしまうという負のループにハマっていることがよくあります。
うまくいく人は、総じて行動しているのです。うまくいかないと嘆いている人は、現状を変えるための行動がまだ足りていないといえるでしょう。
「希望の人から申し込んでもらえない」と落ち込んで諦めてしまうのではなく、自分からよりスピードアップして申し込みを増やすことが大切。行動さえできれば、婚活疲れを感じる落とし穴にはまらず、成婚への道を進めるでしょう。
2.外見と印象を大人しく地味にまとめすぎる
話している中で相手の魅力を知っていくこともあります。それは逆も然りなので、もちろん内面を磨くことも大切です。とはいえ、婚活では第一印象も重要。会った瞬間に「素敵だな」と感じてもらえるように外見と印象を整える必要があります。
婚活に向いている外見は、男女問わず、嫌いな人が少ない一般受けするタイプ。超イケメン・超美人ではないからといって諦める必要はありません。パッと見て好印象を与えられるようにしておくことが一番大切だといえます。
婚活疲れに陥ってしまっている背景には、身なりを整えきれていないこともひとつの原因としてあげられます。
派手すぎるのもNGですが、大人しく地道にまとめすぎているのもNG。地味すぎる場合、相手の印象に残らず、場合によっては外見の印象で「暗そう」と判断されてしまうこともあるのです。せっかく中身を磨いていても、外見のせいでバッサリと切り捨てられてはもったいないですよね。
3.お金の将来設計がまだできていない
お金に関する将来設計ができていないことも、婚活疲れになりやすい落とし穴のひとつです。
婚活にはお金がかかります。それを理解したうえで、事前にお金の計画を立てておいた方が安心して進められるでしょう。
というのも、中には、たくさんお見合いを申し込んだものの、お金がかかってしまうという不安感から行動を抑えてしまう方がいます。その結果、節約しながら限られた範囲でしか行動をしなくなるため、成婚に結びつかずにお金が無駄になり、婚活疲れにつながってしまうのです。
また、婚活と同時に人生におけるお金のプランを立てることもおすすめです。理想を高く掲げている方は、結婚した場合でも、このまま独身で生涯過ごす場合でも安心して人生を送れるような「お金を育てる仕組み」を作っておくといいでしょう。
相手に金銭面で依存するのではなく、自立して将来設計をすることで、素敵な相手を引き寄せられるはずです。
婚活疲れを解消する4つの方法
続いて、落とし穴にハマってしまった方が婚活疲れを解消するためにするべき4つの方法をご紹介します。
1.婚活のスピードをあげる
まずは婚活のスピードをあげることです。
パッと行動に移せない方は、慎重な性格が邪魔をしている可能性が高いといえるでしょう。慎重な性格は危険を避ける分には役立ちます。しかし、婚活においては慎重さはマイナスに働いてしまうことが多いのです。
そもそも、お見合いが成立する確率は10%、交際へ移行する確率は25%、そして3回以上のデートにつながる確率は30%程度だといわれています。そのため、お見合いを申し込んだ時点では、相手の細かいところまで見る必要はないのです。
なぜなら、慎重に考えている間に、相手の男性が他の女性と成立してしまうから。まずは信じて飛び込んでみて、違うと感じたらすぐに離れるように考え方を変えてみてはいかがでしょうか。
また、行動できない方は「この人に申し込むと、結婚しなくてはいけなくなるのではないか」と考えすぎてしまっているともいえます。しかし、申し込み実際に会って話してみるまで、相手があなたに合う人なのかどうかさえわからないものです。
「本当にこの人と結婚していいのか」は、真剣交際に発展する際に考えればOK。お見合い相手を選ぶ時点で「顔は好きだけど条件が……」と慎重すぎる視点で見てしまうと、お見合いをしたい人は見つからないでしょう。
ある意味軽く考えることで、婚活のスピードアップにつながるはずです。
2.「パッと見て好印象を与えられる女性」を目指して自分磨きをする
婚活においては、パッと見て好印象を与えられるようにしておくことが一番大切。そのため、派手すぎず地味すぎず、標準的な綺麗な女性を目指す必要があります。
では、婚活に適した好印象を与える女性の条件とはどのようなものなのでしょうか。
1つ目は体型です。「身長−110(kg)」程度の普通体型を目指しましょう。とはいえ、筋肉量の違いなどで体重は異なります。鏡で自分の体型をチェックしながら、健康的に見えるボディラインへと整えましょう。
2つ目は髪型です。清潔感があり、柔らかい印象を与えられる髪型をチョイスするのがベスト。セミロング程度の長さで、巻き髪にするのがおすすめです。前髪を作り、V字におでこを見せると、女性らしく好印象を与えられるでしょう。
ショートスタイルは、あごのラインがシャープに見え、冷たい印象を与えてしまいがちなので避けた方がベター。
とはいえ、自分に似合う髪型がショートヘアであると感じている方もいるでしょう。その場合は、ショートスタイルの中で柔らかく清潔感のある髪型をチョイスするといいでしょう。
3つ目は服装です。パッと見たときに、清潔感と女性らしい印象を与えるためにはファッションも大切。フェミニンなワンピースを3着ほど揃えておくと、簡単に婚活スタイルが決まっておすすめです。
3.お金の計画を立てる
婚活にどの程度のお金が必要なのかを、洗い出して考えてみましょう。
もし、お金が原因であまり行動を起こせず婚活疲れを感じてしまっている場合は、一度婚活を休止して必要なお金を計算したうえで、費用を貯める期間を作るのもひとつの手です。
婚活にかかる費用と同時に、自分の人生におけるお金のことも一緒に考え、マネープランを立てると、より今後の見通しが立てやすくなるでしょう。
4.少し休んでみる
なかなか結果につながらずに焦り、婚活疲れを引き起こしてしまっている場合もあります。ここまで紹介した対処法を試しても婚活疲れが解消されないようであれば、一度婚活から離れてみるのも方法です。
血眼になって相手を探していたときよりも、ふっと力を抜いて別のところに目を向けたときに素敵なご縁が舞い込むことがあります。もしかすると、休んでいる間にビビッとくる相手と出会えるかもしれませんよ。
また、休憩を挟んでみて、その間に自分の人生で大切にしたいことや、どのような結婚生活を送りたいのかを考えてみるのもおすすめ。
婚活は成婚が一旦ゴールではありますが、人生においては結婚することがゴールではありません。そのため、婚活のその先を考えることで、価値観に変化が起こる可能性があるのです。結婚観を整理することで、また新たな気持ちで婚活に向き合えるようになるでしょう。
まとめ
婚活疲れから抜け出すには、原因を整理し対処法を試すことが大切です。そして、一人でがんばるよりもプロにサポートをしてもらいつつ婚活に臨んだ方が、スムーズに結果へとたどり着けるでしょう。
結果の出る婚活にシフトし、ぜひ納得のいく形で婚活を卒業してくださいね。
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★村田弘子プロフィール★
24歳の時、お見合いで老舗会計事務所の2代目に嫁ぎ、子どもを3人以上、男子を必ず後継ぎにと両親に言われ、事務所の経理と子育ての20数年の日々。
あるときクライアントさんから、「うちは、あなたの義父さんのご紹介で結婚したのよ。うちの娘にも誰かいい人いないかしら?」と言われてことから税理士の舅が、ご縁つなぎもしていたことを思い出し嫁が継ぐ形で しあわせ相談倶楽部を開設。
以後、質のいい結婚をめざす花嫁プレスクールを開校。
結婚だけでなく その方の人生全体を豊かにする人生のプロデュースを
手がけています。