ことしは、羽田の事故においては、JALのCAさんの教育に賞賛が集まりました。
日頃から相当の訓練をしていなければいざ炎が迫ったときに、お客様を短時間に全員避難させてから最後に自分たちが逃げることは、難しかろうという世間の声があちこちで聞かれました。
敬服です。
今回の事故から「ヒューマンエラーは何重にも人間の目が入ったとしてもおこりえる」ということについて、私たちは考えさせられる機会になりました。
きょうは、恋愛や婚活でのヒューマンエラーについて、まとめてみました。
何度もお話ししていても、やっぱりその時になるとみんな誘惑に負けてしまいます。
ダメよということをしてしまいます。
これは、ヒューマンエラーとしか思えないことです。
なぜかと言えば、それをやったら望まない方にいくとわかっていても、葛藤には勝てなくなるからです。恋は盲目です。
しかし、どんなときにも、危機管理の原則に変わりはありません。
私たちは恋人なのだからとか、この恋愛に限っては違うだろうということはありえません。だからこそ要注意です。
具体的にどんな場面でヒューマンエラーがおこるのかを見てみましょう。
ヒューマンエラー1 プロポーズ前なのに前提で話してしまう
男性というのは、ほぼ望めば手段を択ばずぐいぐい来ます。
特に出会いから3週間はそうです。
でも、その時に相手から結婚を考えてほしい
という言葉が出てこないとき、
なにかしら障害があるので、あなたと結婚に行けない状態です。
ただ、あなたを好きではあるので、
別れることは考えません。
ずるずる「結婚未満」を
相手が去るまで続けていたいと思います。
このときにエラーがおこります。
じりじりした女性が、
「結婚前提で」話してしまうことです。
もちろん、ずるい男性は、思わせぶりなことで
気持ちを引っ張るかもしれません。
でも、親に会ってほしいとか
具体的に話してこないうちは、
相手にはまだ結婚をする気持ちの準備ができていない
と考えることが安全です。
ヒューマンエラー2 お見合いの場から相手を疑う
それよりもっと前段階だと、お見合いの場からエラーを起こすこともあります。
それは、
・気に入っているから質問しないのに、質問してくれないとこちらに興味がないと思ってしまう。
・早くお見合いを切り上げたから、興味ないんだと思って断ってしまう。
これらは、全部、あなたに疑問なし!100点というサインなのです。
男性は満足とわかったから、よけいなことを聞かなくていいと思ってしまっただけです。
だいたいにおいて、この人こういうところがあるのでは?
と不審に思うことがお見合いであったら、その時に
その場で聞いてしまうことです。
こうなんじゃないかと人のことを否定でとりやすい性格の方は、
自分のことも疑うならまだいいのですが、
自分は置いて、人を疑う専門家になりやすく
それをやると、人は去っていきます。
疑問を持ったら、推測しないで聞いていく勇気を持ったほうが安全です。
ヒューマンエラー3 真剣交際に入ったら慢心する
真剣交際になったら婚約目前なので、女性はわがままになりやすいですし、
男性は不安になりやすく、壊れやすく誤解も起きやすくなります。
慢心するからです。
実際に、この時期に何でも否定的に人を見る癖が出てしまう女性もあります。
その気持ちが出てきたときは、「不安はどうしたら払拭できるか考えて提案する」が基本です。
✔ お金の事なら専門家も入れて、老後までの計画表を書いてもらう
✔ 不動産なら信頼できる人を紹介してもらう
✔ 健康のことならお互いに病院にかかる
✔ お互いが希望がずれるときは、どこまでなら許せるかをお互いに出す
というようなことで、全然うまくいくのに、感情的になり、エラーが起きたりします。
相手のいい方が気に入らないときは、怒るより泣きまねしてください。
「え~ん、(ウソ泣き)○○さんにそんな風に言われちゃうと悲しいよ~」
と言った方が、
「どうして人の気持ちがわからないのよ!」
「前も言ったよね。聞いてなかったの?」
とやるよりよほど優しくされます。
それから女性の言葉はとても大事で、親しさとキョリのなさは違うと思っています。
結婚前には、相手を立てる気持ちで、友達言葉をあえて使わないことも、男性のモチベーションを上げることに役立ちます。タメグチが結婚に近いとは限りません。
こうしてもらったら嬉しいです。
・・ほんと~、ありがとう!
嬉しい!
やってもらって当然という女性はかわいげがありません。
やってもらえるですか?
うわっ、嬉しい!ありがと~
と大げさに喜んでいるのを見る方が男性は好きですよね。
作曲家とオルガニスト夫婦が知人でいるのですが、女性の方が年上です。
私は以前、彼女の発表会のときの場内アナウンスをホールの裏方でしていたりしました。
そのとき、夫の作曲家が進行をマネジメントされていたので夫婦の関係をよく拝見することができました。
彼女は年下の夫に対し、びっくりするほど丁寧に、いつも敬語で話していました。
みんなの前ということもありますが、いつも夫を立てているその姿は感動モノでした。
おそらく、彼らは普段の生活もこんな調子だったはずです。
賢い彼女は「年下」だからこそ、相手を立てることを重要視したのだと思います。
しょせん、夫婦は他人です。
・相手を大事にする、
・思うように動かなくて当たり前
・奇跡的にこちらを喜ばせてくれる行動をしたら本当にありがとうなのだ
と、思って、
自分には期待するけど人には期待しない
このことは、夫婦にも他の人間関係と同じく重要です。
そのほうが、男性から優しくされます。
とにもかくにも、結果が大事ですよね。