生きていれば、いろいろな喜怒哀楽がありますよね。感情には大変なエネルギー量があるので、ムダに使ってしまうと、良いことに使う余裕がなくなってしまいます。
また、良くない感情を引きずるとお顔に表れて、結婚の機会や、いい出会いを失ってしまうかもしれません。どんどん、喜ばしからぬことを引き寄せてしまうのです。
きょうは、感情の無駄使いについてまとめてみました。
感情は人を破壊することもある
嬉しいこと、喜ばしいこと、努力が実った時の感慨深い涙……。そのような嬉しい感情は、頑張ろうとする人を勇気づけます。
しかし、一方でなんでこんな目に遭わなければいけないのだろう? と思うようなことがあると、気持ちはとても下がります。
友人やお世話になる人や親などに対して、マイナスなイメージを持つこと、会社で一緒に働く人に「なんで?」とイライラすること。それは、大切な人生を破壊するおそろしいものです。
婚活に限らず人生のすべてに関してですが、感情の無駄使いは絶対やめましょう!
喪失感が最大の敵
喪失感という感情は、体力をとても奪います。意識してそこに浸らない工夫が必要なのです。
感情の無駄使いは、まず体力を失い、気力を失っていきます。次に向けて頑張る気力がなくなってしまうことは恐ろしいことです。
人にネガティブな感情を持つと人相も悪くなります。何もいいことはありません。美を損なうことは次の出会いに響きます。
ポジティブな感情も消費されている
感情は怒りや不安などのネガティブなものだけではありません。楽しい、幸せ、わくわくなど、ポジティブなものもあります。
確かに、ポジティブな感情はネガティブな感情よりもいいもののように思えますよね。嬉しいのは気持ちの良いものですし、ワクワクすると楽しいものです。
ですが実は、これらポジティブな感情も、体のエネルギーを消費してしまうのです。
例えば「ワクワクすることをしましょう」という感情を例に挙げましょう。
これは実は非常に危険なことです。
期待というのは見返りを求める行為です。しかし、期待通りの結果が得られないことは非常に多く、その場合、大抵の人は落ち込み、エネルギーを下げてしまうのです。
特に注意したいのは「満足感」
満足感も、エネルギーを下げてしまう要注意な感情です。
たとえば、婚活に関して、勉強して知識を身に付けようと自分のお金を払って本を買ったとします。お金を消費する行為は、エネルギーを消費する代表的な行動です。
このあと、ちゃんと勉強するのならばエネルギーを知識に変換できていいのですが、本を買った時点で満足して、買った本を読まずにほったらかしにしてしまう人は多いのではないでしょうか。
これは、消費する行為を満足感という感情エネルギーに変えてしまう、代表的な例です。
満足感を味わうことで、エネルギーを知識や経験に消費せず、感情に変えてしまう非常にもったいない行為なのです。
それでは、どうしたら感情の無駄を省けるのかを、これから見ていきましょう。
感情の無駄をなくすのにとっておきの方法
1000トライアル&エラー
まず、目的地にいたるまでに失敗しなければいけない数を1000トライアルと決めます。
「この間に起こることに関しては一切気持ちを動かさない」と先に決意するのです。
1日人間が動くと、きづかぬうちに少なくとも10個くらいの小さなエラーをしているものです。
1年で3650回、つまり毎日10個トライ&エラーをすれば、エラーを直そうとして、3~4か月で1000トライは達成できます。そんなに先のことではないですよね。
1000やって「モテるから、すべて成功する!」と思って10人に断られるのと、最初から「失敗するかもしれないけど、試していこう」と思って10人に断られるのでは違うのです。
そこで、人が一生のうちに達成できる高さが決まります。
原因はじぶんの中にあるので、誰でもよりよくなれる可能性を秘めています。1000トライアル&エラー術は、ここでつまづかないから、強いのです。
感情を消費させない方法とは?
ではエネルギーを感情に消費させないためにはどうしたら良いのでしょう?
それは「感謝」することです。
感謝はエネルギーを消費しないのです。
たとえば、誰かに会って満足するのではなく感謝をします。
「会ってくれて、とても楽しかった。ありがとうございます」
すると、その出会いがどうなるにしろ、出会い自体に感謝できるし、次につなげていこうという気になりますよね。
達成したり成功したときにも満足して終わるのではなく、感謝して次の行動に繋げることがエネルギーを有効に使う方法なのです。
感情を味わうなということではない
感情を高めることでエネルギーを消費しすぎてはいけない、と書いてきました。しかし、感情を捨てろということではありません。
なぜなら、人間は感情で生きている生き物だからです。
感情がないまま生きている人間はいません。いるとしても、それはとても冷たい人であり、結婚に向いているとはいえないでしょう。
大切なのは、感情に振り回されてエネルギーを使うのではなく、自然に沸いてくる感情を大事にすることです。
上手く感情をコントロールすることによって、気持ちをコントロールしていきましょう。
まとめ
もしかしたら「ネガティブな感情が悪いのはわかるけど、ポジティブな感情も使ってはいけないの?」と驚いたり、どうしたらいいか分からず困った方もいらっしゃるでしょう。
私自身も初めて聞いたときは衝撃を受けました。
ですが、私の過去を振り返っても、期待しすぎたり、満足しすぎたりしてしまうことは、確かにあまりいい結果をもたらしませんでした。あなたも経験があるのではないでしょうか。
人の感情を豊かにできる人は多くの人から愛されます。そのためにはまず、自分の感情は常に豊かに優雅に保っていけるといいですね。
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