あなたは普段、結婚式のマナーについては気にする方ですか?
もしかしたら、「ぶっちゃけ、マナーのことはよくわからないけど、なんとなく人の様子を見てまねてごまかしているんだよね」という人は多いのではないでしょうか。
晴れの結婚式です。知っておきたいマナーは抑えておくと安心ですね。恥をかいてからでは遅いです。
招待状のお返事
招待状が来たら、2~3日中にお返事が大事!返信はがきは、「御欠席」を二重線あるいは 寿の文字で消し、
御出席の 御を消して 、『ご結婚おめでとうございます。慶んで出席させていただきます』のように、書き添えて、お祝いの気持ちと感謝をお伝えします。
御住所の「御」、御芳名の「御芳」も同様に消します。万一、どうしても欠席する場合、やむを得ない事情でと書き添え、お式の1週間前にお祝いが届くように するとよいでしょう。
結婚式の服装
平服で、と断りのない限り、第一礼装で出席します。また、平服でという指定のときにも、普段着とは違うので
気をつける必要があります。
男性の礼装
略礼装は ブラックなどのダークスーツに白かシルバーグレーのネクタイ、ポケットチーフ。昼間の第一礼装は モーニングコート、夜はテールコート。式の格式により異なるが、友人として参加するときは昼夜共、略礼装でよいとされます。
女性の礼装
昼間は露出の少ないアフタヌーンドレス、夜はイブニングドレス。夜は、肩を出すくらいは許されますが、ショールなどは持参すると安心です。スリットの深いものも、NG。あくまでも、主役の花嫁に注目が集まるよう、配慮が大切です。
しかし、控えめにと言って、黒は、喪の色でもあるのでよほどスパンコールなどでキラキラする華やかなものでなければ、控えたほうがよいです。
ワンピースとスーツでは男性が黒なので、客席がお葬式のように 黒づくめよりは、振袖を含め、会場が華やかなほうが、高砂の新郎新婦からも喜ばれます。白を着るのは、一部にして全身白は、花嫁に対抗してしまうので、避けます。
サンダル、ミュールはNGですが、バックベルトのパンプスは第一礼装になります。
意外に見落としがちなのが、バッグの爬虫類。トカゲ、ヘビ、クロコダイル、オーストリッチなどはどんなに高価でも 結婚式に持っていくべきではありません。
男性の平服
カジュアルなウエディングパーティーのとき平服でとあれば、普段仕事で着ているスーツでも華やかなネクタイをするとよいでしょう。
女性の平服
スーツやワンピースでも、柔らかな光沢のあるデザインを選び、場が華やぐことに貢献する気持ちで参列しましょう。
御祝儀袋と受付でのマナー
御祝儀袋は 熨斗つきの 結び切りのものを 金額に合わせて選びます。新札を中包みに 肖像画が上にくるように入れ、
袋の下を上にかぶせます。これは、幸せが何度も受け取れ、天に広がるようにという意味とされています。
金額の相場は友人で3万円くらい。勤務先、上司、部下3万~5万円、兄弟姉妹5万~10万円親戚は、年代により3万~10万円くらいです。偶数は避けますが、2はペアを意味するので、よいとされています。
お祝い事に遅刻は厳禁ですので、遅くとも15分前にはクローゼットに荷物を預け、お化粧室も済ませ、受付の済んでいる状態で、余裕を持ちましょう。
受付では、まず『本日はおめでとうございます』と一礼し、「新郎(もしくは新婦)の友人の○○です。』と名乗り、芳名帳に記帳します。
席次表を受け取るタイミングで御祝儀をお渡しします。袱紗から御祝儀袋を出し、先方に正面が来るように両手で持ち、『気持ちばかりですがお受け取りください』とお渡しします。
式の最中のマナー
スピーチや余興の最中でも お食事は続けてよいのですが、同じテーブルの方がされる場合は、手を止めます。
また、スピーチや余興が終わった時には、きちんとお話された方のほうに身体を向けて、にこやかに拍手します。
「にこやかに」と意識して参列することは、場を華やかに盛り上げますので、大切なことです。
式が終わって 新郎新婦とご挨拶するときには、長い列でほかの方も待っていらっしゃるので、個人的な話で長くならないよう気配りをしましょう。
ご挨拶する側も、お待ちになる方への心配りをしてお待たせしない工夫が必要になります。
まとめ
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