経営者妻業~夫を成功×育てる×自らも耀く

日本初となる「プレ経営者妻のためのスクール」が去る11月10日にプレOPENしました。同11月10日、 東京四ツ谷スクワール麹町にて、花嫁プレスクール主催イベント『経営者妻業~夫をプロデュースしながら自ら輝く女性たち』が開催されました。

会場にはパネリストとして、すぎおかクリニック院長夫人 杉岡直子氏、株式会社人材ラボ 麹町さくら塾 下山美穂氏ほか皆様をお迎えし、花嫁プレスクール生徒さまはじめ、プレ花嫁の皆様と熱心に結婚した後の女性の活躍としあわせについて 懇談いたしました。

目次

なぜ、今、経営者妻業なのか?

経営者妻業を語る前に、そもそも妻業という言葉が何を指すのか触れておきたいと思います。 

妻業とは、「一人の男性の運命を握り、その後継者を育て、じぶんの命のミッションを

100年にわたり残していく」仕事のことです。やりようによっては神業的パワーをもつプロの仕事といえるでしょう。

経営者の男性は常に孤独

経営者妻は、夫であり経営者である相手の立ち位置や心情を理解していなければなりません。日々さまざまな選択と決断を下す経営者は、社員と「考える」を共有できるが「悩み」はなかなか共有できないものです。なぜなら、ビジネスに不安や悩みが生じると社員のモチベーションや人生、会社全体に影響してしまうから。

「経営者は常に孤独との戦い」と言いますが、その孤独を解消してくれるのは社員でもない妻や家族であるのです。常に不安と向き合う経営者だからこそ、理解者である妻の存在が注目されるのです。 

先行き不透明希望の見えない日本。今、選ばれる女性とは? 

少子高齢化、若者貧困化、アメリカの新トランプ政権など日本の先行きが非常に不透明ななかで、多くの男性は 結婚に対してとても積極的とはいえなくなっています。

下手に価値のない結婚をして、女性のために散財をしながらうるさく文句を言われるくらいなら、一人でコンビニ生活を続けたほうがましと思う方も多くいます。

そのような時代にあり、それでも優秀な男性ならやはり結婚して成功し、次世代に子孫を残し末永く繁栄したいと望むでしょう。それはいい悪いでなく、動物である人間の本能的な欲求です。 

そんな男性から「こういう女性ならぜひ結婚したい!」というステレオタイプとして挙げられる要素が、

・献身的にじぶんの成功に寄与してくれる女性

・ある程度の苦労を不満を言わずに一緒に乗り越えてくれる人

・今の自分だけでいい悪いを判断するのでなく、同じ先のゴールを夢見てそこに向かってともに成長できる人

です。

この要素を おおむねカバーしているであろう属性の女性として例にあげられるのが 「経営者妻業」の女性たちなのです。

「経営者妻業」の女性たちとは

給料が月末に自動的に入るサラリーマンとはわけが違い、じぶんの働きがそのまま生活に直結する経営者妻は、ある程度まではつらさを乗り越えるしかありません。面倒なことも含め、文句を漏らさずに仕事としてやりこなす必要があるのです。

嫁姑関係も、普通の夫婦とは異なります。経営者のおうちですと、姑が経営者妻の上司でもあるので、必然的に上下関係は強くなります。妻は、基本的には従属することも多いようです。

もっとも、会社員の奥様でも献身的に夫に尽くす方はたくさんいらっしゃいます。ここでは、昼間の夫と一緒に仕事をして実務で協力、支え合うという意味でよりわかりやすく経営者妻業を例にしたととらえていただければ幸いです。

結婚する価値のある女性とでなければ独身のままでいたい会社員男性

会社員の場合、今男性は結婚する女性にもある程度の収入を期待します。

高収入とまでいかずとも、国家資格などどこにいっても働ける資格を持っていたりする女性は、お見合い相手として好まれる傾向があります。

自分の身にもしものことがあって、収入が一時的に途絶えたときでも、いくらかは子どもと夫婦の生活を妻の収入で支えていける人であってほしいと望むわけです。

それをプロポーズの条件にしている雰囲気が男性の本心にしばしば垣間見られます。自分がリストラされても、それで家族が崩壊してしまうことのない経済力ある女性ということでしょう。

しっかりきちんと働ける気持ちの安定した人と結婚したい経営者男性

・帰宅したときうるさく追及して疲れさせない人

・自分で自分をコントロールできる依存体質でない人

・経済力、稼ぐ力も多少ある人

・自分の価値をあげてプロデュースしてくれる人

それが 経営者男性の描く理想の妻、安らげる奥さんのイメージ像になります。

これは30年前の、「俺についてこい!」的な亭主関白の時代からすると、信じられない傾向なのかもしれません。

たとえば高収入と言われるIT業界のサラリーマン、ハイスペックと言えばこの仕事と憧れられる弁護士の男性が女医と結婚しだしているのもこの傾向のあらわれです。

弁護士、お医者さんと言えば、旧来は「いいとこのお嬢さん」と言われる女性たちです。名門女子校出身、もしくは音大ピアノ科卒麗人といったところでしょうか。

今ではこの二つの属性の女性は、実は婚活で苦労されています。男性がそのような妻の出身を自分の勲章にしなくなったのです。

受けるだけでなく与えることが大事

美しくしなやかで強い経営者妻たちの軌跡をなぞりながら、今の男性は妻に何を望んでいるのかを正しくとらえて頂きたいと思いました。

それがこのたびの経営者妻スクール「経営者妻業~夫をプロデュースしながら自ら輝く女性たち」の開催意図です。

ご参加者の感想、いらしていただきました素敵な女性がたは30歳代~40歳代の美しい方たち。独身男性をお呼びしなくてもったいなかったなあと思いました。

お勉強会に自ら参加されるだけあって、結婚に関しても自分でアンテナを立ておられる意識の高い方魅力的な方がたです。

彼女たちからは 経営者妻のマダムたちとのお話のなかからこんな感想をいただきましたので いくつかご紹介いたします。

・経営者妻なんて、なんとなく華やかで自分とは関係ない近づきがたい印象があったが 実際のマダムがたは、ご自身のしたいこともされながら夫に献身されて尽しており、可愛らしさを感じました。

・こうなりたいと思った結果今があるのでなく、皆様一様に 成行きに任せ、気づいてみたらこうなったと話されたところが印象的でした。

・嫁姑問題、ママ友の難しさなど今より大変で苦労するのではという不安があります。上司などから結婚なんてするもんじゃないと言われたこともあり、結婚=苦労という考え方が 心のどこかにあります。でも、なんでも私たちに相談くださいとおっしゃっていただけ、力強く感じました。

・今は情報がありすぎてどちらかというと結婚の良さは伝わりにくいです。ますます結婚相手を決めることに躊躇して 明日へと先延ばししてしまいます。 

先輩妻業マダムがプレ花嫁に伝えたかったこと

会社が混沌としていたときにも眠らずに夫と同じゴールを見据えて走り抜けました。

子育てで苦しいときは夫も成長期……。夫不在のときほとんどひとりで子育てもしました。今はやりのイクメンを要求することはしませんでした。

幼児期から大学まで責任をもって教育し後継者も育てました。今、家も会社も次世代へ残すことができます。

結婚は素晴らしいです。結婚だけは是非されてください。

私の結婚はこうでなければと決めつけることは賢くありません。成行きがいいのです。流れに任せて一歩を踏み出していきましょう。 

結婚はいばらでも、無駄骨でも、リスクでもありません。むしろそんな産業廃棄物に結婚という神聖なステージをしてしまうなら、それは結婚を正しく理解できていない可能性があります。

私たちが今、たくさんのことを二人で切り抜けてしあわせだったといえるのは、自分のミッションを仕事を通して生きていけるのは、仕事だけでなく結婚という選択もした結果です。

どうぞたくさんの人に出会ってください。パーティーは気がのらないときにも出かけてみましょうね。気乗りしないときに限って、運命の出会いがあるものです。

ご自身の人生に対して、着実な歩みをスタートさせていただきたい。日頃そんな風に思って活動しています。

パネリスト経営者妻業 お三方のご紹介

すぎおかクリニック 院長夫人 杉岡直子氏

千葉県船橋市で血管とアンチエイジングの専門医として貢献される テレビでもひっ張りだこの 杉岡充爾先生の奥様として 院内の総務、経理、人事などを担当しながら、地域のお子様に英語塾を開き、指導されるしなやかな才媛。

お料理も家事も完璧にこなされ、ご主人の出版等、プロモーション活動の旗を振り、本当に眠る暇がないのに 私、ママ友村田とも笑いのたえないお付き合いをしてくださる心の広いスーパーウーマン。妻の鑑。その根回しの実力は男性がもっとも妻にしたい女性No.1 と噂される。

杉岡充爾先生ご紹介
doctor

心臓・血管の専門医という高度な知識と技術を活かしながらも、親しみやすさを兼ね備え、ここに来るとホッとする、安心できる 医院を船橋市で開業。

1日170人以上の患者さんを診療され、地元のみならず遠方からも頼られる大評判の先生です。

病気を治すことだけにとどまらず、病気になりにくい体、病気と闘えるからだを作るためにお忙しいなかを執筆、講演に励まれます。

1日10分! 強い血管をつくる5つの習慣 (DOBOOKS)

www.amazon.co.jp/dp/4495533517

株式会社人材ラボ 麹町さくら塾 社長夫人 下山美穂氏
sakura

短大卒業後、幼稚園教諭を経て、専業主婦として3人の息子を育て上げました。 子育て中は、ママ友たちとトールペイント教室を主宰したり、手づくり品のワンディショップを開催して 趣味を通じていきいき子育てを実践。

 現在は、12年前に夫が起業した、人事教育コンサルティングの「株式会社人財ラボ」と 4年前に三男が起業した、システム開発を行う「株式会社創新ラボ」の、総務と経理のサポートをされています。

優しくご指導される何でもおまかせの パーフェクトマダムです。伺った赤坂は紀尾井町の素晴らしいオフィスでは 愛らしい笑顔が会社の太陽になられていました。

下山博志氏ご著書

一流のフォロワーになるための 社長の支え方

www.amazon.co.jp/dp/4862805221

 

 

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